海南島

2012年4月26日


海南省観光訪日団東京イベント「海南国際旅遊島推介会」

仙台・東京で開催された「WTTCグローバルサミット」出席の為、4月11日から20日まで日本を訪れていた海南省観光訪日団は、4月18日午後、東京ホテルオークラに於いて海南省旅遊発展委員主催、港中旅三亜旅行社有限公司協力による「海南国際旅遊島説明会」を大々的に行った。
イベントは三部に分けて行われ、第一部は海南省各所の旅遊局(観光局)や、空港、観光地、ゴルフ場、旅行会社との商談会、第二部は「観光説明会」、第三部は海南省の原住民族である黎族の楽器演奏や舞踏を鑑賞しながらの食事会。

会頭挨拶において訪日団団長である、海南省政府省長助理及び海南省旅遊発展委員会主任陸志遠氏は海南省の観光産業の隆盛と発展性をアピール、日本の航空会社各社に「海南直行便」の必要性を訴えた。 会ではその他、海南省でインバウンド、アウトバウンドを扱う旅行社「港中旅国際旅行社」「アナンダ国際旅行社」「豪陽国際旅行社」からモデルコースの説明や価格の紹介、"海南島エコ・ツアー"の提案も発表。鑑真和上や空海ゆかりの地であることなど、日本人に向けた“歴史を感じる旅”なども提示され「"ビーチ・リゾート"だけではない海南島」を紹介。「ミッションヒルズゴルフ場」「南湾猴島」「亜龍湾熱帯森林公園」といったゴルフ場、観光地も紹介された。 省旅遊発展委員会副主任陳鉄軍氏は「日本の観光業界に、海南島の新たな魅力をお知らせ出来たことと思う。」と述べている。

今回のイベントには海南省旅遊委発展委員会(省観光局)、省都海口市観光局、有名観光地三亜市観光局の他、儋州市、瓊海市、陵水県などの観光局も参加し、まだあまり日本で知られていない海南島の魅力をアピール。 第三部で行われた「保亭県民族歌舞団」による、黎族の歌や踊り、鼻で吹く独特の笛“鼻笙”の演奏、織物の民である黎族衣装のファッションショーなどには注目が集まり、盛んにフラッシュがたかれていた。
昨年8月、東日本大震災の被災地の子供100人が中国政府及び海南省政府により海南省に招待されたことをうけ、海南省の子供100人を日本に招待する企画があることも、外務省よりの挨拶の中で発言されている。詳細はまだ不明だが、日中友好40周年である今年だけでなく、永らく行われて欲しい企画である。

関連サイト:人民網日本語版
http://j.people.com.cn/94476/7796405.html

海南省観光局東京事務所