- 海南西環高速鉄道が12月20日開業予定
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建設中の海南西環鉄道について、「当面、運行しない状態での検査期間に検出された問題を改善し、9月16日に運行試験を行って、その進捗状況に応じて2015年12月20日に正式開業を予定している」と、中国鉄道の海南西環鉄道プロジェクトマネージャーが語った。
中国ではここ数年、「西遊記」を題材にした映画やアニメが大ヒットしていたが、2016年は申年ということで「西遊記」関連の映画やアニメがさらに何本も公開予定となっている。そこで、シルクロード沿いに位置する海南島でも、鉄道沿線各地の政府と旅客部門が、まもなく到来する「西遊記」ブームを迎える準備に積極的に取り組んでいるという。
なお、海南西環高速鉄道は、澄邁・臨高・儋州・昌江・東方・楽東の6市と県を経由して海口と三亜を結び、16の駅が設置される。沿線には、未開発のシルバービーチと開発中の碁石湾、歴史的名所旧跡蘇東坡書院と千年塩田、原始熱帯雨林の森林公園尖峰嶺と覇王嶺などの観光資源がある。海南西環高速鉄道が開業すれば、島を一周する鉄道が完成することになり、観光の足として期待される。
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阳光海南网 2015.09.14(中文)
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