海南島
2019年07月13日
ビザ免除申請が、旅行会社経由だけでなく自己申請や企業招聘でも可能に
7月3日、公安部は、海南省を訪れる外国人の入国ビザ免除政策をさらに最適化することを記者会見で明らかにした。
昨年5月1日に59ヶ国を対象に海南省入国ビザ免除政策を実施し、35本の国際路線を追加・復活させたところ、同省の観光産業の国際化レベル向上に多大な効果が見られたためだ。
2018年5月1日から2019年5月1日までにビザ無しで海南省に入国した外国人観光客は述べ38.2万人で、前年より16.5%の増加。2018年の海南省の国際観光外貨収入は7.67億ドルで、前年より12.7%の増加。外国人観光客の消費は1人当たり1日249.78ドルとなり、全国でも上位となった。
国家移民管理局外国人管理司の賈同斌副司長は記者会見で、
「海南省の自由貿易区・自由貿易港の建設が加速し国際化が進むに従って、今後ますます海外からの旅行者、ビジネスマン、学術研究者は海南島で観光や投資を行うようになるだろう。入国の利便性をさらに向上するため、ビザ免除政策の実施状況を総括・分析した上で、他の主な国際自由貿易港の経験も参考にして、4つの方面から海南省のビザ免除政策を改善することにした」
と述べた。
  1. ビザ免除申請受付方法の拡大。旅行会社経由だけでなく、自己申請や企業の招聘も可能に。
  2. ビザ免除の入国事由の範囲を拡大。対象59カ国は、観光だけでなく、貿易・短期訪問・親族訪問・医療、展示会(MICE)・スポーツ競技などの事由も可能に。
  3. ビザ免除の滞在時間を延長。国別に異なるビザ免除期間を適用することで、滞在期間30日以上を実現する。
  4. ビザ免除対象国の範囲を評価・調整。対外交流とマーケットの需要を考慮して、関連部門と総合的な評価を行い、ビザ免除国リストを随時調整する。

詳しくはこちら:阳光海南网 2019.07.04(中文)

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