- 年間外国人観光客数80万人突破
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海南省統計局の発表によると、2011年に海南省を訪れた外国人観光客数は延人数81.46万人で前年比22.8%の増加、年間観光収入総額は324.04億元、前年比25.8%の増加。
外国人観光客のうち20万人以上がロシアからの観光客であり、海南省がビザなし渡航を認めている各国の中でも群を抜いて渡航者数が多い。ロシアからの観光目的地として、アジア内ではタイに次ぐ人気の海浜リゾートであり、離境退税制度(国外よりの渡航者向け日用品免税制度)も魅力のようだ。また、台湾からの観光も急成長している。直行便の増発など利便性を図ったことだけでなく、台湾人気女優が結婚式を海南省で行ったことや、映画の舞台となったことなどから、台湾における海南省のリゾートとしての認知度が高まったことが最大の要因とみられる。
現在海南省には、世界4大ホテルグループであるマリオット、インターコンチネンタル、ヒルトン、スターウッドを含む20ブランド以上のホテルが進出しており、星付きホテルは211軒、その内5つ星ホテルは22軒、5つ星基準に沿うホテルは20軒を超え、建設中の5つ星ホテルは40軒を超える。中国で最も陸地面積の小さい省である海南省は、中国で最も高級ホテルの数の多い省となった。これは国際旅行業界における注目度の高さを示す指標ともいえる。
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