- 台湾次期福総統ボアオ・フォーラム出席
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4月1日から3日に行われるボアオ・アジア・フォーラム2012年年次総会に、台湾の次期副総統の呉敦義前行政院長が(台湾海峡)両岸共同市場基金会の最高顧問として出席することが決定。会期中には、呉氏と中国大陸の次期首相候補、中国国務院の李克強副総理との間で「呉李会談」が行われると予想されている。今回の台湾代表団は銭復・前監察院院長が団長を務め、呉敦義・次期副総統は「名誉団長」の身分で参加。郝龍斌・台北市長も初めてボアオ都市フォーラムに出席することが、台湾の新聞各紙で報じられている。
フォーラム事務局によると今年の予想参加人数は、中国国内外の代表及びメディア関係者を含め2000人以上、うち大臣級の政府関係者約40名、国際機関の責任者が10名あまり。その他、各国経済界の専門家や学者、企業関係者など。開幕式基調演説は李克強副総理が行う。
年次総会に先立ち3月22日に発表された「ボアオ・アジア・フォーラム2012年度報告書」によると、アジア各国の総合的な経済競争力において、首位シンガポール、2位台湾、3位香港、4位日本、5位韓国と、いわゆる「アジアNIEs;アジア小四竜」が上位を占めた。
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