海南島
2012年11月16日
開館四周年を迎えた海南省博物館
11月15日、海口にある海南省博物館は四周年を迎えた。2008年の開館以来160展あまりの臨時展を行ない、2012年10月末現在の来館者数は370万人を数える。

数々の特別展の中でも、2009年に行なわれた“国家宝藏・中国国家博物館所蔵品(海南展)”や同年の“龍行天崖・四川出土ジュラ紀恐竜展”は大変な人気で、来館者数は1日3万人を超えた。以後毎年行なわれる特別展は多くの反響を呼び、メディアなどでも話題となる。啓蒙活動にも力を入れており、地方巡回展や青少年ための来館促進活動も数多く行ない、成果をあげている。
この四年間で、収蔵品は数、質共に向上し続け、良質のコレクションを形成しつつある。海南省が多くの華僑の故郷であることから、マカオやシンガポールなどの海南出身華僑から寄贈品が集まり、収蔵品に“華僑文化”をも特色付けた。地元海南の作家の作品や、民間伝統工芸品の収集では、版画作品や黎族の織物、樹皮布、苗族の刺繍など、上質で貴重なものが増えている。また、国家文物局より1000点を超える収蔵品提供があり、既に120点が納品された、とのことだ。2年半後には新たな展示館も開館し、更に充実した施設となるだろう。

詳しくはこちら
人民網海南視窓(中文): 
http://hi.people.com.cn/n/2012/1116/c231207-17728169.html
海南省博物館公式サイト: 
http://hnbwg.hinews.cn/index.php

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