- “海娜号”初クルーズへ出航
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1月26日、三亜・鳳凰島国際埠頭より、豪華客船“海娜号”が処女航海に出航した。
“海娜号”は全長223m、幅最大31m、乗客定員1965人、739室の客室を持つ、本土中国最大の豪華客船。船内にレストラン、バー、スパ、ジム、免税店、劇場などを備えた“海上移動リゾート”。運行会社は海南省の地元企業である海航集団(HNAグループ)傘下の海航旅業郵輪游艇管理公司。“海娜号”の就航で、これまで外国企業が独占してきたアジアのクルーズ観光事業に、中国が本格参入したこととなる。
処女航海は三亜からベトナム・ハロン湾、日本でも人気の高いアジア航路だ。発着港の鳳凰島国際埠頭は、第一期工事で8万tドックが開港、昨年の寄港船数は160を超えた。今後3万t、10万t、22万t超えのドックが各一つ、15万tドックが二つ開港予定、中国最大、アジア有数の国際港となる。三亜市街中心地の沖合に浮かぶ人工島で大型ホテルも併設、市街と橋で直結し、とても交通の便がよい。
※NHAグループ・海航集団:海南航空をはじめ、ホテル・ゴルフ場経営など不動産・物流・観光関連事業を営む海南省最大の企業。
公式サイト(中文): http://www.hnagroup.com/
詳しくはこちら
阳光海南網(中文): http://www.visithainan.gov.cn/government/jiaodianxinwen/lvyouyaowen/201301/t20130126_37060.html
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