海南島
2018年02月27日
海南省博物館がグレードアップして全面オープン
2月8日午前、海南省博物館のグランドオープニングセレモニーが行われた。第一期工区も半年をかけて改修・グレードアップし、これで第一期工区・第二期工区ともに全面オープンしたことになる。
新しくオープンしたエリアは、「海南島の降香黄檀(ニオイシタン)」「海南島の沈香(香木の一種)」についての2つの特集展示コーナーと、「海南島の手仕事」「海南島の飲食文化」「海南島の少数民族」「海南島の芸能芸術」の4つの無形文化財展示コーナー。第二期工区のうち3つの基本展示コーナーは2017年5月にすでにオープンしており、合わせて9つの展示コーナーで海南島の物語を見せる。
【特徴1】 明代の思想家・歴史家として著名な丘浚が海南島について記した『南溟奇甸賦』を軸に構成。この『南溟奇甸賦』は、著者・丘浚と翰林院主管との問答形式で書かれており、見学者は作品を通して海南島を知ることができる。
【特徴2】 例えば「海南島の手仕事」コーナーでは、黎錦・椰子彫刻・貝彫刻・竹楽器などの静的な展示だけでなく、無形文化財の伝承者や職人の実演も見学できるなど、静と動を組み合わせた展示となっている。
【特徴3】 「海南島の芸能芸術」コーナーではお茶を飲みながら海南伝統芸能を観賞、「海南島の飲食文化」コーナーでは海南のご当地小吃を味わい、「海南島の沈香」コーナーでは香道の実演など、様々なコミュニケーションを取り入れている。さらに、タッチスクリーンでのゲームなどデジタルも活用し、「見る・味わう・遊ぶ」を通して理解を深められるように工夫されている。

詳しくはこちら:
海南旅游官网 2018.02.09(中文)
海南省博物館 公式サイト(中文)

海南省博物館

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