海南島
2018年03月09日
市民・観光客70万人が海口の元宵換花節を楽しむ
3月2日は旧暦1月15日、日本における小正月にあたり、中華圏では正月最初の満月の日として「元宵節」を祝う。
海口市では、この日は元宵換花節と呼ばれ、府城老街はランタンやデコレーションで華やかに飾られ、多くの人で賑わった。府城のあちこちの通りでは、どらや太鼓の音が響き、笑い声や祝福の声が飛び交う。広場では換花舞が踊られ、通りには老若男女が手に手にバラやランタンを持って繰り出し、祝福の言葉を伝え良縁を求める。これが、海口独特の元宵節の祝い方だ。
伝統民俗にちなんだ行事も忘れてはいけない。午後3時になると、歴史上の人物が馬に見立てた山車に乗って練り歩く「装馬匹」の隊列が府城街道を出発して大園路・忠介路・中山路等を巡行。七仙女・丘浚・海瑞など海南人なら誰もが知っている歴史上の人物や神仙が街中を巡り、多くの市民や観光客の目を引いた。
この他にも、海瑞旧居での換花舞の披露・招福祈願、花卉大世界での民族舞踊演舞・黎族陶器の制作体験会・博物館無料などなど、海口各地で様々な催事が行われ、人々は賑やかにおめでたい祝日を過ごした。

詳しくはこちら:
阳光海南网 2018.03.03(中文)
中新網海南 2018.03.02(「装馬匹」写真集)

海口市の元宵換花節

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