海南島
2018年04月24日
海南が59ヶ国の観光客対象にノービザ政策 来月から
公安部が18日に北京で開催した記者会見で国家移民管理局が明らかにしたところによると、2018年5月1日より、海南省は国務院の認可を受けて、59ヶ国からの観光客を対象に査証(ビザ)免除政策を実施し、海南の改革開放の全面的深化をさらに推し進める計画だ。人民網が伝えた。

会見の内容によると、中国共産党中央委員会は海南省の発展に高い関心を寄せ、海南の改革のさらなる深化と開放の一層の拡大を非常に重視している。海南省と海南経済特区の30周年にあたり、〈中略〉今回実施されるノービザ政策には主に次の3つの特徴がある。
1つ目はノービザの対象国がさらに拡大したことだ。対象国がこれまでの26ヶ国から59ヶ国に拡大し、より多くの外国人の海南旅行を促進する上でプラスになる。
2つ目はビザなしで滞在できる期間が延長されたことだ。ビザなしで滞在できる期間が15日間または21日間から一律30日間までに延長され、インバウンド観光市場のより活発な発展が促進される。
3つ目はノービザの対象者の人数制限を緩和したことだ。旅行会社の招聘状による受け入れモデルを残すことを前提として、ノービザの対象を団体ツアーの観光客から個人の観光客にも広げ、個人で旅行したい外国人観光客のニーズに応える。

新政策が実施されると、観光産業の開放をさらに推し進め、海外からの観光客がより多く海南を訪れるよう誘致し、海南の観光ブランドの国際的な知名度と影響力を絶えず向上させる上でプラスになり、また海南の民用航空、観光事業、経済の発展を促進し、海南の観光の国際レベルを向上させる上で積極的な役割を果たすことになる。〈後略〉(編集KS)

出典:人民網日本語版(2018年04月19日 14:37)の記事から許可を得て抜粋転載

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