- 海南省設立30周年 中日合作音楽会開かれる
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2018年4月13日、海南省設立30周年の誕生日及びその翌日、国際旅行島にふさわしい中日合作の音楽ライブイベントが開かれた。
日本から来たのは東京を中心に活動している歌手utako、日本・香港・アモイを中心に活動しているギタリストjohnny、そして、日本の数々のテレビでも活躍している有名なサックスプレイヤーBob斉藤の3名。
彼らと演奏したのは、海南省のコンテストで賞を総なめする二胡奏者 張俊、日本の音楽をこよなく愛すギタリスト唐若峪。
13日は新埠島の音楽Bar「湾仔码头」。中国の若者や在中日本人、音楽好きな外国人など国際色豊かな客層を相手に、日本の曲はもとより、中国の曲、アメリカの曲、ロシアの曲など、音楽の幅も国際色豊かに演奏し、会場は大いに盛り上がった。
翌日14日は、骑楼老街にある喫茶店「自在珈琲」。緑あふれる屋外ステージには、多くの文化人達が集まった。それぞれ特色のある店には、集まる客層もまたそれぞれ、そんな観衆合わせてにミュージシャン達は、イメージに合う曲を演奏。日本人ギタリストの伴奏に合わせて「賽馬」を演奏する二胡奏者 張俊。中国の国民的スター テレサ・テン(邓丽君)の「時の流れに身をまかせ(我只在乎你)」を歌うutakoの伴奏は中国人ギタリスト唐若峪。息の合った演奏に集まった観衆は聴き入った。
両日ともに大成功を収め、その翌日、日本人ミュージシャン達は日本へと帰っていった。
「音楽は国境を超える」という言葉通りに、音楽を通して中日どころか、あらゆる国籍の人々が楽しみ、そしてミュージシャン同士も友情を深め、まさに“国際旅行島”海南島にふさわしいイベントだった。
〈文:海南大学日本語教師 林由恵〉
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