- 海南省の無形文化遺産PRイベント 海口を中心に開催
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海南省旅遊・文化広電体育庁の主催、海南省大衆芸術館(海南省無形文化遺産保護センター)の主管で、海南省の無形文化遺産のPRイベント「2019年 文化・自然遺産の日」が海南文化体育公園で開催された。また同時に、海南省内の他の市・県でも、海南省の無形文化遺産を発信するさまざまな展覧会、ステージ、コンクールなどのイベントが開催された。
まず15日夜の「瓊州古韻——海南伝統音楽・舞踊・演劇ショー」では、来場した市民や観光客に、伝統の瓊劇、八音器楽、臨高人形劇、盃盤舞(ちりれんげと皿のダンス)、瓊僑歌謡、苗族招龍舞、黎族民謡、苗族民謡、儋州調声、崖州民謡など海南島の伝統音楽・舞踊・演劇が披露された。
無形文化遺産保護活動の状況や研究成果に関する展示コーナーも設置。「無形文化遺産ポケットブック」が配布された他、海南省各地からは多くの民間伝統工芸伝承者や職人が招かれ、椰子の実彫刻、貝殻彫刻、黎族伝統切り紙、黎族伝統染色刺繍、黎族の樹皮布制作、黎族古来の製陶、昔ながらの製糖などの実演販売も行われた。
さらに16日夜の「瓊韻(海南省の音色)の新しい姿——海南風情文化芸能ショー」では、黎錦のファッションショー、海南語の歌、舞踊、黎族竹木楽器の演奏、黎族苗族の民謡など多くの演芸プログラムが次々に上演された。
これまでに、海南省は国家・省・市(県)の三等級の保護目録システムを確立。国家級無形文化遺産28件、省級無形文化遺産82件、市(県)級無形文化遺産287件と、国家級無形文化遺産伝承者19名が登録されている他、ユネスコの「緊急に保護する必要がある無形文化遺産の一覧表」にも1件が登録されている。
詳しくはこちら:阳光海南网 2019.06.16(中文)
【左】儋州調声のステージ 【右】イベント会場の様子
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