海南島
2022年02月21日
海南省が冬季五輪出場の中国選手たちを休暇に招待
女子フリースタイルスキー中国代表で金メダリストの谷愛凌(アイリーン・グー)選手が2月10日、「海南島にはまだ行ったことがなく、サーフィンにあこがれている」と発言したことから、海南省内の市・県および観光地が次々と「谷愛凌選手を招待する」と手を挙げる事態になっている。
海南省旅游・文化広電体育庁がこれを歓迎すると、その夜のうちに、専門旅行業者が谷愛凌選手のための海南サーフィンの旅を企画。海口市・三亜市・万寧市・文昌市などの自治体や、天涯海角・海南熱帯野生動植物園などの観光地も、それぞれの見どころをアピールして谷愛凌選手にラブコール。その日のWeiboでは、「#谷愛凌は海南に行ったことがないと言った#」がホット検索のトップになった。
海南省旅游・文化広電体育庁は、「私たちは谷愛凌選手だけでなく、オリンピックの中国代表選手全員を招待します。冬季オリンピックが終わったら、ぜひ海南島で休暇を過ごしてください。ここではサーフィン、ダイビング、ウィンドサーフィンといった多彩なウォータースポーツはもちろん、ココナッツ林を抜ける風、海の音、おいしい食べ物、レクリエーションなども皆さんのお越しをお待ちしています。」と、全選手を招待する意向を示した。
実は、海南島はオリンピックと縁が深い。
現在、島内では、多くのオリンピック代表選手やトップアスリートが杭州アジア大会やパリ五輪に備えて合宿中だ。10余りのナショナルチームが春節明けから島内市・県の基地でトレーニングを開始している。

【左】三亜でサーフィンを楽しむ観光客 【右】白沙県の国家体育訓練南方基地でトレーニングするボクシングのナショナルチーム
【左】三亜でサーフィンを楽しむ観光客 【右】白沙県の国家体育訓練南方基地でトレーニングするボクシングのナショナルチーム

詳しくはこちら:阳光海南网 2022.02.11(中文)

HOME