海南島
食べる
フルーツ
マンゴー

マンゴー

「熱帯果王」(トロピカルフルーツの王)とも呼ばれるマンゴー。海南島での農作物としての歴史も古く、中国内屈指の品質、生産高を誇る。「象牙」 「白玉」「龍井」「青皮」「呂宋」「鶏蛋」「秋」など種類も豊富。5,6月が旬だが、9,10月頃に熟す秋生り品種もあり。青果だけでなくドライ や粉末、キャンディーといった加工品も多くの種類があるのでお土産にも。三亜の南田地区などが有名産地。

ライチ

ライチ

「楊貴妃が好んだ」として有名なライチ。「大丁香」「小丁香」「鵝蛋荔」「黄皮丁香」「蟾蜍紅」など品種も豊富。種なし品種もある。火山岩の地質 が育成にむいているため、海口近郊の永興、石山、美安、遵譚、龍橋などで栽培が盛ん、一帯には広大なライチ畑が広がる。漢方薬としても利用され る。三亜では地名としても登場。

ランブータン

ランブータン

マレー諸島原産といわれるランブータン。マレー語で「毛の生えたもの」の意の名前のとおり、外皮に毛状の軟らかいトゲがある。追熟が効かない為、樹上で熟さなければならないうえ痛みが早く長期保存が出来ない。まさにその時しか食べられない贅沢な果物と言えるが、幸い結実期間が長い(年2回結実)。5月~秋にかけて出回り、最盛期は7月頃。こちらも中国国内随一の生産面積を誇り、有名産地は保亭県。その他三亜、陵水、楽東などでも栽培されている。

ココナッツ

ココナッツ

海南島のシンボルともいえる椰子の樹。ことに文昌東郊鎮付近の椰子林が有名で「海南島の椰子の樹の三分の一がこの地域に生えている」といわれている。ビーチや公園、街中などに椰子の実をその場で割ってくれるココナッツジュース屋台が点在する。ココナッツを使った料理も大変多く、椰子の実にもち米を詰めて蒸し炊きにした「椰子船」は有名海南料理。夏の薬膳小吃(軽食)「清補涼」、月餅の餡、肉料理と様々な料理に使われている。

緑橙

緑橙

直訳すると「ミドリオレンジ」。レストランのデザートなどでもよく出てくる小振りのオレンジで、酸味が少なく甘味もべたつかない独特甘さ。外観は日本の早生ミカンに似ているが、もう少しオレンジに近い。街中にはこれをその場で絞ってくれるジュース屋台などもある。瓊中の名産品。

レンブ

レンブ

英名の「ワックスアップル」の名のとおり、ツルツルとした外皮を持つ小振りな洋梨形の果物。皮を剥かずそのまま食す。リンゴと梨の中間のような食感、和梨ほど果汁はないがさっぱりした爽やかな味。

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