夏の定番薬膳料理。ココナッツ汁(ジュース・ミルク両タイプあり)に煮豆やハト麦、蓮の実、ウズラの卵、タピオカ、白キクラゲなど様々な具材が入った小吃。中身は店舗によって多少違いがあるが、どれも暑さに弱った体に良いものばかり。基本は、夏の夜に屋台形式で売られている。具材には美肌効果の高いものも多い。
“炒めた氷”という不思議な名前。新鮮なジュースを鉄板の上で急速冷却して作る氷菓で、作っている光景が“炒めて”いるように見る。好きな果物を選ぶと、目の前で出来上がる楽しいデザート。
中秋節(旧暦8月15日)の定番。中国国内でも海南の月餅はとても有名。蓮の実やココナッツをふんだんに使った上品な味。中秋前一月ほどしか出回らない季節食。時期が合えばお土産にも最適。
“鶏屎藤”とは日本にもある蔓植物“ヘクソカズラ”のこと。葉の汁を吸わせた米から作った粉を小指の先程の大きさに丸め、茹でてから甘いシロップ、ココナッツミルクなどをたっぷりかけて食す。解毒、解熱などの効用の薬膳小吃。瓊海地区では旧暦7月1日に食べる風習がある。
練った米粉にココナッツフレークやピーナッツ、ゴマなどを使った甘い餡を挟み、バナナの葉で巻いて蒸した餅菓子。
儋州名物、蘇東坡の名を冠した料理の一つ。杏仁やゴマなどがたっぷり入った、フルーツケーキのような米粉の蒸しケーキ。