覇王嶺は中国で唯一、絶滅危惧種であるクロテナガザルの保護を行う自然保護区になっています。公園内には「情道」「覇道」「天道」の3本の観光用桟道走っており、全長4.3kmの登山道もあります。
尖峰嶺国家森林公園は、中国でも最大の面積を誇り生物多様性指数が最も高い原始熱帯雨林で、専門家によると、3000種類以上の植物、4300種類以上の動物が生息していると言われています。観光用桟道を散策でき、高原の池畔の山荘に宿泊することもできます。
毛公山は、楽東黎族自治県の保国農場内にあり、起伏の激しい峰が約4kmに渡って連なります。その中央部に突き出ている花崗岩の峰が毛沢東の顔に似ていることから、毛公山と呼ばれています。
吊羅山は海南島六大熱帯雨林地区の一つ。石を抱きかかえる木の根、板根、木に絡む藤、幹生花現象、空中花かご、ヘゴなど、貴重な自然の景観を見ることができます。海南島最大の楓果山大瀑布群も見どころです。
呀諾達(YANODA)は雨林谷と夢幻谷の2つの区域からなり、電気自動車・花車・生態桟道・ロープウェイ・バスなどで繋がった1周18kmある道路に囲まれています。熱帯雨林の小川や滝を自由に散策し、奇観を楽しむことができます。
黎族苗族の糸紡ぎ・染め物・織物・刺繍・火おこし・低温で焼く陶器・伝統建築・タトゥなど失われつつある文化や伝統芸能を見ることができます。海南島最大のコレクションを誇る園内の黎族伝統文化博物館には、黎族の歴史を示すさまざまな器や絵が所蔵されています。