海南島
旅の基本情報

海南島の基本

地理

海南省は中国最南端に位置し、海南島・西沙群島・中沙群島・そして南中国海に浮かぶ多数の環礁から形成されています。 北緯18~20度、東経109~111度で、これはハワイの緯度とほぼ同じ。海岸線総延長は1528km。島の中南部は五指山中心にした山岳地帯で、温泉もたくさんあります。

時差

北京標準時間(協定世界時+8時間)。
日本と海南島の時差は、わずか1時間です(日本よりも1時間遅い)。
時差ぼけの心配はありません。

気候

海南島は、熱帯海洋性気候に属し、年間平均気温は22℃~26℃と年間を通して温暖です。 4月中旬より10月初旬までは雨季で、日本の梅雨とは違い、気温も高く、雨量は多いのですが、何日も降り続くようなこともなく、 東南アジアのスコールのような激しさはありません。10月中旬より4月中旬頃までは乾季で、過ごしやすい気候となり、晴天の日が続きます。

人口・民族・宗教

人口約877万人(2011年末現在)のうち80%以上を占める漢民族のほかに、海南島の原住民の黎(リー)民族約130万、広西省辺りから渡来してきた苗( ミャオ)族約8万、イスラム教徒の回族約1万人等々、少数民族がお互いの伝統と生活と文化を尊重し合いながら暮らしています。 また中国政府は、信仰の自由政策をとり、すべての正常な宗教活動については、憲法により保護されています。 宗教の種類も多く、道教、仏教、イスラム教、キリスト教があります。

言語

共通語は北京語ですが、海南島の人々の80%は、日常会話に海南語を使っていて、 その他、小数民族の人々は特有の言語(黎族、苗族、回族)で話しています。英語は、一流ホテルでは通用しますが、 それ以外ではほとんど理解されません。現在、主要な病院、ホテル、観光施設などに、日本人を含む外国人スタッフを配置するよう指導しています。

通貨・両替

通貨は人民元(人民幣:RMB) 2011年11月現在は1元=約12円です。事前に一度御確認ください。
1元=10角=100分=約12円。紙幣は基本100元・50元・20元・10元・5元・1元の6種類。詳しくは海南島のお金をごらんください。
両替は空港、中国銀行をはじめとする市内の銀行、ホテルで出来ます。どこで両替してもレートはほぼ同率ですが、毎日変動しています。 パスポートの提示が必要です。両替の際に発行される「両替証明書」は日本円に再両替する際に提示を求められますので、紛失しないように注意してください。 中国国内での再両替は、帰国時、国際空港内の中国銀行でのみ可能です。再両替の限度額は「両替証明書」記載の金額の50%以内です。
トラベラーズチェックの換金は中国銀行で出来ます。
ご注意:街頭のヤミ両替商の間には、高額紙幣の偽札が出回っている場合もありますので、絶対に利用しないでください。

治安

海南島は比較的安全な地域ですが、スリや置き引きなどには十分な注意が必要です。 また、夜間の単独での外出、人気のない所には近づかない、深夜の外出は控える、一見親切そうにむやみに日本語で話しかけてくる知らない人には気をつける、 ホテルの室内に貴重品・現金を放置せず必ずセイフティーボックスを利用する、など基本的なことには注意してください。

電圧と電源

220V50Hzです。日本の電気製品を使用するときには、海外用の電圧切り替え機能のついたもの、 入力(INPUT)AC100-240Vの製品以外は変圧器が必要です。コンセントは三ツ穴のBfタイプが主流ですが、多数のタイプが混在します。 なるべくマルチタイプの変換アダプターのご用意をお勧めします。ホテルによっては無償でアダプターを貸し出してくれる場合もあります。

飲料水

中国本土に比べ水道水は上質ですが、念の為ミネラルウォーターをご購入ください。 ホテルにはミネラルウォーター、湯沸かし器、湯ざましのサービスのあるところもあります、煮沸後の水は飲水としてご利用頂けます。 ミネラルウォーターはコンビニや出店、スーパーやみやげ物売り場など、日本以上にあちこちで500mlボトル2〜10元(中国産、外国産) ほどで売られています。入浴、洗顔、歯磨きなどには水道水で問題ありません。

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