海南島
島紹介
定安県

定安県

秀才達の故郷、瓊劇の郷

北部、海口の南隣、文昌の西隣に位置、人口約34万人。漢文化流入の歴史が古く、明、清時代に有名な秀才を幾人も輩出しており、県北の定安の街近辺に「解元坊」「太史坊」「張岳崧故居」など史跡も多い。街にはかつての砦「定安古城」の城門も残っている。海南島の地方京劇である「瓊劇」が盛んで“瓊劇の郷”と呼ばれる。
車利用だと海口から近く、明代の古建築「見龍塔」も見られる熱帯鳥類園「海南熱帯飛鳥世界」や、道教寺院であり書画伝承施設でもある「文筆峰道教文化園」などは日帰りも可能。県央部の景勝地「南麗湖」にはゴルフ場や別荘地があり穏やかな自然の中でゆっくりとした時間が過ごせる。県南部では嶺口鎮周辺を「百里百村」として整備、海南島の原風景や近世海南の歴史に触れられるエリアとなった。近年注目度が高いのは龍門鎮の「龍門久温塘冷泉」。23~25度ほどのセレンやゲルマニウムを含む泉質の“冷たい温泉”で、動脈硬化防止などの効果だけでなく、湧き出たままの野趣あふれる風情に人気が高まっている。
黒豚が有名、美味しい粽の多い海南の中でも「定安粽子」は人気が高い。

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