海南島
島紹介
臨高県

臨高県

民間芸能も豊かな“海幸”の里

北西部、澄邁県の西隣に位置。人口約43万人。“南国魚都”を名乗るほど、良い漁場に恵まれた島内屈指の漁業県。それだけでなく、比較的平坦で低い地形と水利に恵まれており農業も盛ん、故に“魚米の郷”との評判が高い。
県最北部沿岸の岬「臨高角」は雷州半島を臨む、伝説と歴史の地。県城からほど近い文瀾河に「百仞灘」と呼ばれる甌穴群があり、その飛沫の上がる光景と周囲に轟き渡る水音は、古来度々詩に読まれてきた。地上を流れる川が一度地下に潜り、滝となって再び地上に姿を現す「古銀瀑布」なども冒険心をそそられる。
省の無形文化財に選ばれている民謡「哩哩美」が有名。起源は南宋時代にも遡るという“漁歌”で、生活のいたるところで歌い続けられてきた。やはり南宋時代の末期に始まったといわれる人形劇「臨高人偶戯」は中国の国家無形文化財。これらの民間伝統芸能に触れてみたい。
“海の幸”は言うまでもなく豊富だが、ご当地グルメで最も有名なのは「臨高烤乳猪」(子豚の丸焼き)、島外にもその名が知れた有名料理。

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