海南島
島紹介
海口市

海口市

歴史の薫る緑豊かな街

海南省の省都。別称;椰城。北部に位置し、瓊州海峡を挟んで本土と近い。人口約200万人。亜熱帯気候で通年温暖だが海南島の中でははっきりした四季をもつ地域、7月には30度以上まで気温が上がり1月には13度ほどまで下がる。
宋代からその地名があり、海上貿易の主要地。清代末期、欧米への開港地となり「海の窓口」として益々栄えた。広東省直轄の市として海口市が成立後、1956年に地級市に昇格、1988年海南省成立に伴い省都となった。2002年に瓊山市を合併。
市街は政治、経済、交通、ビジネス、学問、文化の中心地として増大しつつも、「五公祠」「瓊台書院」といった古建築、明代の著名な政治家・海瑞の史跡「海瑞墓」「海瑞故居」、「騎楼」建築の圧倒的現存数を誇る「海口騎楼老街」など歴史遺産も多く残っており、歴史の薫る緑豊かな街。
市街からすぐの西海岸地区は「ホリデービーチ」、サイクリングコースや実景野外劇「印象・海南島」のシアター、ヨットハーバーなどがあり、広々とした空が印象的な都市型リゾート。超大型ホテルの建築も進む。郊外には火山地質の自然を観察できる「海口火山群世界公園」や明代から続く古鎮、ゴルフリゾート「ミッションヒルズ」、「海南熱帯野生動植物園」などもある。

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