海南島
島紹介
澄邁県

澄邁県

“福山珈琲”の里

北西部、海口の西隣に位置。人口約49万人。「福山珈琲」の名で全国に名高いコーヒーの産地。1930年代にインドネシアからの帰国華僑によってもたらされたコーヒー、今では中国国内の有名産地となった。「福山コーヒー文化村」はコーヒーを味わうだけでなく、「農家楽」(農業体験)なども楽しめるコーヒー複合アミューズメント。海口からも車ですぐで、人気が高い。陶器作りも体験出来る「紅坎嶺陶芸文化園」も遠くない。
島北部地域で漢文化流入の歴史も古く、北宋時代から続く禅寺「永慶寺」や、「金山寺」などの規模の大きい仏教寺院もあり、老城地区の「澄邁老城」、彫刻の美しいツイン・タワー「美椰双塔」などといった古建築も多い。古鎮地区でもある老城地区の「石石矍村」は村の住人全部が“馮”姓で、海南島の伝説的女傑“洗夫人”(夫・馮宝)の末裔であるといわれる。
コーヒーだけでなく「白連鵝」(ガチョウ)、「端渓牛肉干」(端渓ビーフジャーキー)も有名。